Jul 19th 2021
VungleがJetFuelを買収、新興のクリエーターエコノミーに参入
クリエーターエコノミーにおける成功に向けて、インフルエンサーと広告主の両方をエンパワーするインフルエンサーマーケティングプラットフォーム、「JetFuel」の買収を発表いたします。
弊社にとっては、大きなステップになり、業界にとっては、Vungleがこれまで主流だったネットワーク以外でのこの試みと受け止められるでしょう。既存のお客様や新世代のデジタルアントレプレナー双方に対して、これまで培ったモバイルパフォーマンスの専門知識を活用できる関連市場を切り開くきっかけとなる大きな動きです。
2018年に設立されたJetFuelは、当社が認定したクリエーターが15,000人を超える巨大なネットワークを成長させ、フォロワーはInstagramで40億人以上、TikTokで15億人、そしてSnapchatにおいてはデイリーで1億のデイリービューを得ています。また、AppsFlyerの主要なUAパフォーマンス指標にフィーチャーされた最初のインフルエンサーマーケティング企業であり、リテンションの実績が証明されています。わずか3年で爆発的な成長を遂げたことは、彼らの起業家としてのリーダーシップ、プロダクトに対する洞察力、そして急速に成長するインフルエンサーエコノミーの勢いを証明しています。
この分野でJetFuelが他社の追随を許さない理由は、広告主はキャンペーン、ガイドライン、アセットを直接アップロードし、クリエイターは同期的にそれらを選択できるユニークでスケーラブルなプラットフォームです。Vungleのモバイルパフォーマンスマーケティングプラットフォームの範囲を拡大していく中で、JetFuelがあると、価値の高いユーザーを獲得するための有効なリーチを広告主に提供でき、見るものに行動を起こさせたくなる魅力的なインフルエンサーのバイラルコンテンツを通じて、ますます注目されるZ世代市場へ入り込む機能が手に入ります。
JetFuelはキャンペーンの管理と運用を自動化し、従来のインフルエンサーマーケティングでは発生していた時間のかかる手作業をなくします。また、CPA(cost-per-action)ベースでの課金制のため、広告主は高いROIを保ちつつ測定可能な成果が達成できます。オーディエンスを最もよく理解しており、バイラルコンテンツでオーディエンスのアクションを促進させるプロフェッショナルである点においても、インフルエンサーがオフィシャルで効果的なカスタムプロモーションを作るための支援も提供しています。
共同設立メンバーでCEOのTim Lenardo、およびCOOのJJ Maxwell は、JetFuelを設立する前はInstagramとFacebookで経験を重ね、ソーシャル、コンシューマー、クリエーターの収益化に関する豊富な専門知識を身につけました。彼らの革新的な創業者精神と先見の明を確信しており、彼らとチームになり次の段階へと進めることを大変嬉しく思います。
これはVungleのみならず業界にとっても重要な瞬間です。モバイルユーザーがアプリコンテンツに出会い、エンゲージするためにはインフルエンサーが非常に魅力的でスケーラブルな有効手段となります。VungleとJetFuel、ユーザー獲得と機械学習による予測機能の深いVungleのノウハウに、JetFuelのソーシャルメディアとインフルエンサーマーケティングの専門知識が加わると、世界中のあらゆる規模のデジタルアントレプレナーにとって、新しいゲートウェイが開かれるでしょう。
VungleによるJetFuelの買収についてさらにご質問がございましたら、japan@vungle.comまでご連絡いただけると幸いです。